ダニークンのつぶやき

２００４年７月20日～２４日、三条本店に壁画を描きました。
京都の新しい観光名所として、京都にお立ちよりの際は、ぜひ覗いてみて下さい。場所は三条通りと新京極の交わる場所あたりにあります。見て下さった方はこのブログに感想をお願いします。
とっても喜んじゃいます^^;
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【ＪＥＵＧＩＡ壁画レポート】（2005年に書いた）
本店の壁画を描いた経緯もすっごい劇的なんっです。この内容も講演で話してるからここでは公開しないけれども、なんちゅうんかな？出会いってほんと大事だなぁって感じです。
ボクのプロフィールのイベントは普通にみてしまうけど、実はそのどれもが劇的な出会いがあるんです。だからボクの話は面白いんじゃないかと思います。

ＪＥＵＧＩＡさんと言うのは京都を中心に関西３３店舗あるＡＶ・ＤＶＤ・ＣＤ＆楽器ショップです。京都に住んでいる人にとってＪＥＵＧＩＡってのは、もう生まれた時から知ってるって感じなんですね。
で、３年ほど前にフトしたきっかけで、部長さんに（女性の方）ボクの作品を見て頂く機会がのですが、すっごい気にいって下さったんです。その時、「あなたがメジャーになるまで応援します」まで言って頂いて、ほんとすごい嬉しかったし、それからずぅっとお付き合いさせて頂いてます。よく飲みにご一緒させて頂いたりするんやけど、ほんと、ボクがずぅっと、思いっきり語り倒すのをニコニコして聞いて下さってます（ふつう怒るやろ（笑））この部長さんすっごい楽しい人でそれでも幹部にまでなってるってやっぱりパワーのある人やねんな。いつかダニークンの集いにゲストで来て貰おうと思ってます。


社長さんともご一緒させて頂く事もあるのですが、なんと言うのか、そういう幹部の方とご一緒させて頂いて、すごい感慨無量やで、それは、ジュージヤさんには中学の頃からＣＤ買いに行ったりしてたわけで、それがいま、何十年も経ってこうしてご一緒させて頂いてるってのが不思議で仕方なかった。、忘年会でサニーサイドアップの方たちとご一緒させてもらいました。ボクのマイミクにも登録されてます。ちょっと嬉しかったです^^;

で、まぁ、壁画を描かせて頂けるようになったのですが、これの経緯がまたすごい！ナイショです（笑）
講演聴きに来て下さい。
んー、創業百何年の会社の本社ビルに壁画描くってすっごい大仕事ですよね。ほんと描く事が決まった時はすっごいビビッテしまって、決心つくまで１年掛かったんです。そりゃ、そうでしょ。ジュージヤさんに壁画描きましたって言うたら、京都の人なら誰でも飛び上がってビックリするような所に描くんやもんな。
さすがのボクでもビビリますよ。

これいつも言ってるのですが、京都ってほんと伝統工芸とかそう言うのはすぐに認められるけれども。ボクのやっているキャラクターなんてやっぱり遊びに捉えられてなかなか相手にされないのです。
でも、この壁画を描く事によって[絶対になにか変わる」って信じてたん。実際に描いた後ではぜんぜん周りの扱いが違う。思うんですけど、壁画って言うのは描いてすぐよりも時間が経っていろんな人に観てもらったら、だんだんと重みがでてくるんやね。
で、音楽と絵とどっちが流行り易いって考えたんやけど、そりゃァどう考えても音楽やんな。自然に耳に入ってくるもんな。でもそこで思いました。音楽は流行ったらその場限りでたまに懐メロで登場するくらいやろ。それに比べて絵と言うのは何百年も持つわけやし、この壁画にしてもボクがおじいちゃんになっても当時のまま残ってるわけやろ。それ考えたら絵の方が息が長いんやろなぁ。売れるのはとっても時間掛かるけどな。



と、言うわけでつらつらといろいろ書いてしましました。
さて、実際に絵を描くわけですが、当日、足場を目の前にして愕然としましたよ。思ったよりめちゃめちゃ高いんよね。しかも登ったらグラグラしてるし怖かった！！！！これ以上の高さの所には絶対によーかかんわ。営業時間中に描かかなあかんし、しかも４日間で仕上げなあかんかったんよね。
壁画を描く前に夢みたんやな。それは、「塗料を足場の上から落としてフロアにぶちまけててる夢」こわ～（笑）あ、そんで、これ描くところを見た人は驚いてたんやけど、まず下絵をチョークで描いたんやね。ふつう壁画って言うたら原画を分割して描いて行くんやけど、そんなん一切なしで適当にチョークで一発描きしました。いったん足場から降りて確認もなんにもしてません。それでもちゃんとだいたいバランス取れてんのな。すっげー（笑）そんなこんなでなんとか４日間で仕上げました。
もうその開放感って言うたらなかったね。大仕事をやったーって感じでした。
京都ＪＥＵＧＩＡ三条本店　４Ｆ　ダニークンの壁画　ぜひ見てやって下さい。

地図です。